2018年11月11日(日)、鹿児島アリーナで行われた、菊野克紀さん主催の「敬天愛人」に、護身流拳法 武影信館の館長、中村師匠が参戦しました。
51歳になる中村が試合としては12年振り、しかも公式の試合に初参戦。
相手はプロのキックボクサー元日本ミドル級1位、47歳のロペス薩摩選手。
彼自身も運営する薩摩ジムの会長であり、11年のブランクを経て今年5月に現役復帰したばかり。
敬天愛人スペシャルワンマッチ スーパーオヤジマッチ。
こうしたマッチメイクが実現したのも、菊野さんの人脈と人徳あっての事です。
当日は本部や東支部の道場の門下生や子供、総勢34名で応援へ駆けつけました。
子どもヒーロースタッフへは15名全員で参加し、勇気ゾーンでの試割り体験なども満喫。
10時からワンデートーナメント1回戦が始まり、
待ちに待った師匠の試合は午後の14時を回った時。
僕はセコンド兼、呼び出し係というステージ上で白の陣から登場する
中村師匠の紹介をさせて頂きました。
いよいよ試合開始。
お互いサウスポースタイルで相手の出方を見ながらお互い無闇に手を出さない。
ロペス選手の軽快な右フックを捌きながら、カウンターの様子を伺い、師匠得意の左ハイキック一閃。
これは頭をかすめ、ステップインしたロペス選手の右フックにカウンターを合わせようとするもクリンチ状態となり、そのまま土俵際で堪えて仕切り直し。
その直後、開始50秒過ぎ、ロペス選手の強烈なパンチを被弾し、試合が終わってしまいました・・・。
あーーーーーーーーーーーー
え?
終わったの?
何で?
師匠はすぐに立ち上がる。
しかし、審判やドクターが駆け寄り、セコンド席でボー然としていた僕もフォローに呼ばれ、
闘技場を後にしました・・・。
アッという間の時間でした・・・。
今にして思うのが、初めての舞台、初めてのルール、そしてプロの格闘家、流石でした。
試合後のロペス選手の、「今日は自分の運が良かっただけ」と相手を敬い、
歳を重ねて現役復帰した47歳の「挑戦し続ける魂」と、私達が目指す「生涯実践武道」とが共鳴した瞬間がありました。
最後に、
遠方より応援に来てくれた門下生たちと御父兄の方々及び関係者の方々。
師匠の試合は負けてしまいましたが、学ぶことの多い大会でした。
本当にありがとうございました!
敬天愛人を主催し、さらにトーナメントでは優勝した菊野さんおめでとうございます!
それから大会開催のスタッフや審判・ドクター及び関係者の方々。
本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました!
対戦して頂いたロペス薩摩選手。ありがとうございました!
敬天愛人アフターパーティでは、僕ら本当にショボーンとしてました。
大会開催に向けて参加した選手色々と場を弁えた方達にもっと感謝しなければいけませんね!
最後の最後に、
師匠!51歳で総合格闘技に初参戦するなんでカッコ良すぎですよ!!
もっと精進して、今度は俺がリベンジするぜ!笑